2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

造園のディーテイル その6 アプローチ&園路

庭園の生命線は園路にありと考えている。 逆説のようでもあるけれど、とくに小さな庭であればこそ 園路のあるなし、そのつけ方で庭の魅力は一段と増すはず。庭を巡る小道をつくることで 行く先々に、日々の小さな出会いと発見の機会をつくりだす。 近道を行…

造園のディーテイル その5 ローメンテナンスの植栽

今回の「青い鳥のすむところ」は花色の基調色を淡いブルーにと 考えていました。ワスレナグサ、都忘れを下草として多用するというのが そもそもの計画。庭の植栽は、手にいれやすい、そして丈夫なものを というのが持論なので、これらはうってつけなのです。…

造園のディテールーその4  寄せ植え

庭つくりは常にランドスケープおよびシーンとして考えている。 だから、ディテイルとして完結している寄せ植えには 基本的にあまり関心をもっていなかった、というのが率直なところ。 でも今回のショーの庭では積極的に寄せ植えをこころみてみた。 よく訪ね…

造園のディーテイルーその3 柑橘の植栽

庭には樹木の植栽をぜひ。 ローズガーデンにバラが樹木かと問うとー ??? バラとは不思議な存在。 そんなあいまいさをきりっとした樹木でひきしめたい。 とりあへず今わがTOMIの庭で成功しているのが 柑橘、および柿の木。ショーではいつもお供する鉢…

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造園のディテイルー その2  庭の構造物(タカヤナギブルー)

ブルー、といえば監督北野たけしのキタノブルー。 タカヤナギブルー、は毎回のショーの作品をみて 友人の画家がいつのころからか言うようになった。 どこか緑味のある淡く彩度をおとしたブルー。 初めはあれやこれやと色の調整を試みたけれども、このごろで…

造園のディテイル ーその1

わがTOMIの庭は例年の一週間おくれで、バラが咲き始めています。 その様子はしばらくおくとしてー 国バラの庭、解説したいと思います。飯能テレビのリポーターにも お答えしたのですが、「一番好きなところは?」といわれたら 石張りの目地の植えこみと…

国バラよりーTOMIの庭、植栽

ショーの庭の植栽の花色は都忘れのブルーを中心に 紫、ブルー、ホワイト、そしてさし色のピンクとマゼンダで 淡くシックにまとめようと考えていました。 でも実際、都忘れは圧倒的に白花になってしまい(自然の不思議???) ブルーが基調というのが微妙に…

国バラへのご来場に感謝

昨日PM22:30、TOMIの庭「青い鳥の済むところ」 撤収および清掃をおえ、西武ドームを後に車のハンドルをにぎりました。 心底つかれました。でも疲れ二浸っているのも心地よく 深更に一人、友人から送られたワインで打ち上げ。 何もかも、本当に申…

ついに国際バラとガーデニングショー オープンヘ

震災以来、しばらくブログともご無沙汰しました。 RIMG1369.JPG その間も覗いてくださった方々には ただ感謝の思いーやっと長多忙の日々から解放されました。そしてー うれしいお知らせです。 ガーデニングショーの出展作品「青い鳥のすむところ」が 思いが…