造園のディテイル ーその1

わがTOMIの庭は例年の一週間おくれで、バラが咲き始めています。

その様子はしばらくおくとしてー
国バラの庭、解説したいと思います。飯能テレビのリポーターにも
お答えしたのですが、「一番好きなところは?」といわれたら
石張りの目地の植えこみと答えたいと思います。もちいた植物どれもこれも好きですが
地面をうずめるこのシラサギゴケはとくに気にいっています。田んぼの畦によくみられる
雑草のようなものですが、20年ほども前、娘が野遊びからとってきたものが
絶えずにふえて、ただいまTOMIの庭のあちこちをうめています。
踏まれても踏まれてもけっして痛まず、かえってびっしり根を張る丈夫さ。
加えて花の時期の愛らしさ、美しさ。一面に咲き広がる様子はまるで風に揺れる
白い立体絨毯ー。白い花の地面をゆく気分は、天国の地面もかくやー!とは、いいすぎ?
ともかくすきです。おまけに冬も緑をたもちます。
ショーのあと、フロントガーデンで素敵な庭をつくられていた
「イノセントガーデン」(私の一番すきだった庭ですが)の川鍋さんにひと箱さし上げましたが
ぜひ素敵に活用してくださったらと思います。