造園のディーテイル その5 ローメンテナンスの植栽


今回の「青い鳥のすむところ」は花色の基調色を淡いブルーにと
考えていました。ワスレナグサ、都忘れを下草として多用するというのが
そもそもの計画。庭の植栽は、手にいれやすい、そして丈夫なものを
というのが持論なので、これらはうってつけなのです。
季節ごとの手入れに追われては安らぎの時間が圧迫されてしまいます。
ですからTOMIの庭では宿根草がほとんど。そして
季節を確実にしらせてくれるのが宿根草
日々庭を巡りつつ、季節の花に出会い、「今年もあえたね。」という感慨は
庭をもつ者の最大の喜びかもしれません。
というわけで、国バラでのひそかな主役であったはずの都わすれー、ですが
実はチラホラ・・・。なぜか畑で育てていたものがほとんど白にー!変わっていたのです。
気候のせいでしょうか。やむをえず、ラベンダーやデルフィニウムなどに代理を願いました。
タカヤナギブルーの植栽の「青の庭」幻でした。