2011-01-01から1年間の記事一覧

木製フェンスで個性的に

木の素材は思ったよりも自由に造形をたのしめます。 植栽とも勿論ベストマッチ。 高さのある格子のフャンスはシロモッコウのためのもの。 隣家との境界、ガレージスペースの わずか10センチの空間に およそ4メートル幅、高さ2.4メートルで設置。 30セン…

TOMIの庭のオリジナル

アイアンクロウに製作してもらいました。 アイアンのフェンスはバラにとてもよく合います。 この庭のこのフェンスにはランブラーローズのフランソワーズ・ジユランビルが やがてゆったりとからみます。 庭のオーナーのNさんのバラへの想いをうけて このフェ…

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ブルーベリーの収穫

小さな粒粒の収穫はゆとりのときがなければー 陽が高く昇る前、蚊などに刺されないよう 完全防備でのぞみます。 ひと粒ずつ無心でつむむうち、やがてこんなにたくさん。 目のために良いかなと思いつつ 収穫した実を眺めるだけでほぼ満足。

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カラーの咲く庭

去年の夏に施工させていただいた庭の テラスの前の小さな花壇に咲いたカラー。 今年の夏に(またも暑い夏のさ中)ただいまリ・ガーデン造園中の お宅の庭にも、カラーが主役級でずっしりと植わっていました。 存在感がありすぎてなかなか使いこなせないもの…

ビズ盛夏号ーみてください

ビズ73号、本日発売になりました。 コクバラでの受賞報告ページに、小さな庭部門優秀賞受賞の 高柳登美の作品「青い鳥のすむところ」が掲載されています。 格調高く美しいページの数々のその「片隅」ではありますが 何度か多くのページをいただいたことも…

暑い夏の過ごし方

何日振りかで自宅ですごしています。 この酷暑とともに始まった造園の仕事の合間、我が家リゾートでの基調な休日。 緑で安らぐ庭つくりのさ中は、裸の地面での暑さとの闘い。 施主さんのスイカやら冷たいおしぼりやらのご配慮に いやされます。庭に「五本の…

安行造園とともに・・・

社長松本孔志氏がゆきました。 川口の街おこしに、植木の街、造園の街を世にアピールし オープンガーデンのイヴェントをようやく立ち上げ いよいよこれからという時でした。なんと無念だったことでしょう。 私、高柳が川口安行に親しくなったのは ガーデンデ…

田園のファンタジエン 夏の花色 

カワラナデシコが息長く咲き続けています。 雑草の茂る逆境にあっても、スラリと茎をのばして 清楚に咲く姿はさすがー、大和なでしこ!? 周辺の雑草を整理してやれば生き生きと気品豊かに咲きにおいます。 ほかにマゼンダの花色の美しいベルガモット。 ハグ…

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田園のファンタジエン その15 ハーブ&ハーベスト

収穫の季節はハーブの花も葉もかおります。 英語語源ー、何か関係あるのかしら。 ハッカなどシソ科のハーブ、モナルダなど あちこちで手入れのたびにつんと香り 疲れを一瞬、いやしてくれます。 蕗はつんでもつんでも芽吹いて野菜不足のおりにも便利。 ほろ…

田園のファンタジエン その14  アプリコットジャムに

外出しない日は庭でティーブレイク。初なりの杏をいそいそとジャムにしました。 果物のジャムはほんとにきれいー ビンにつめるとその透明感、輝きはまるで 食べる宝石。けっこうつくるだけで満足してしまいますが ヨーグルトにのせるのは好き。 気がつけば去…

田園のファンタジエン その13 実りー果実

ウィリアムモリスも庭つくりにはー、と提唱したそうですが 庭園には実のなる木は大事です。 「桃源郷」の言葉にもある通り 楽園のイメージにはたわわに実るくだものは必須。 というわけで、とりあへずまずまずの広さのあるここには 種々の果樹を育てています…

田園のファンタジエン その12 半夏生

梅雨のころの花と言えば まさにこれ!と感じます。ハンゲショウ。 半夏のころ(七月の二日ころ)にさくから ハンゲショウ、というわけらしいのですが 早くも白くいろづきはじめました。でもこれは葉っぱです。 梅雨のころ、緑深い花園にあるとひらひらと白い…

田園のファンタジアン その11 へメロカリスも黄色で

キャベッジフラワーという名は ふっさりとしたボリュームか感からと思われます。 ずいぶん前にサカタからひと株購入。 まるで野に咲くユウスゲか何かのように たくさん、あちらこちらに元気に咲いていますが 微妙に溶け込まない風情は人の手になる種類ゆえ?…

田園のファンタジエン その10 花の色もかわりー

黄色や白の花がふえてきます。アナベルにキンシバイ。 梅雨のころの暗い空を明るくしてくれます。 どちらも挿し木でどんどんふえます。 アナベルは花の後、いつでも剪定できるので 庭園でも手入れしやすい。 キンシバイは株が増殖しやすいのでせっせと剪定。…

田園のファンタジエン その9 季節は夏へと

立ち葵が咲くと、夏だなと感じます。 去年の夏は黒花の立ち葵がフォックスグローブの後をついで群落をなしていました。 ところがー。今年、本数も減りに減り、さらに気のせいか・・・ 赤花に変身してしまったかのようなものもありー。 淡いピンクのきれいな…

田園のファンタジエン その8 この季節最後を飾るバラ

キューランブラーも支柱を持たない庭なので シュラブ状に咲いています。ほかのバラが 季節を終えた今、明るく愛らしく梅雨ぞらもものともせず 咲ききっています。ナチュラル感いっぱいのバラ。 アブラハムダービーは一度目の花後剪定の後、 伸ばした枝に立派…

田園のファンタジエン その7 実り・夏の果実

あと少しー。黄色く色づいたらジャムにします。 アプリコットジャムはお菓子つくりにもとても便利。 もっとたくさんとれるようになったら干し杏をつくります。 この庭には杏のほかにスモモ、梅なども6本ほど植えています。 庭には実のなるものをぜひ。 にぎ…

田園のファンタジエン その6 クレマチス

この淡いブルーのクレマチス(名はなんという?)、 のびのびと空にむかってさきました。 田舎ガーデンに来る前はバラの間にはさまれて、 ひょろひょろでしたのに、ここにきて初めての存在感。 「やはり野におけクレマチス?!」クレマチスは、ほそいほそい…

田園のファンタジエン その5 パープルの濃淡をつくる小低木いろいろ

ほかにも、一本の挿し木から殖えて、あちこちに散在するてまりしもつけ。 画面では右端にうつっています。 大変丈夫で、すっと伸びた一枝をさしておくだけで 2年目にはこのように立派な存在感。濃い赤系の葉のしげみは庭の緑を きりりとひきしめ花の色にも…

田園のファンタジエン その4 小さな花木いろいろ

こののびのびとした大地でなら花木も 安心して枝をひろげることができます。 夏藤やシモツケは一本の枝の挿し木からスタート。 三年目のいまではこんなにもー。 華やかなバラの間あいだにあって、地に足のついた 落ち着いた存在感でいい雰囲気つくりに役だっ…

田園のファンタージエン その3 イングリッシュローズも 

これは5月下旬のバラ。 イングリッシュローズのブレイリーNO.2、そしてアブラハムダービー 健やかに開花ー。ため息の出るようなあでやかさにー。 ここ田舎ガーデンでは陽光を目いっぱいあびることができます。 やはりバラはお日様が好き。体全体に太陽…

バラがきれいです つくしイバラなど

つゆですがこのつくしいばらとニュードーンは 雨にもまけず強く美しくさきほこっています。 田舎ガーデンにも、ここ自宅の庭にも。 ともかく丈夫。擁壁のわずかの土の隙間から幹をのばして このように盛大にそだっています。 桜のように可憐な花色、やすやす…

sibasi

田園のファンタジエン  川田谷の田舎ガーデン その2

この庭は私にとって理想の庭つくりの雛型。 5、600坪はあるのだけれどあれやこれやの思いを詰め込むと とても足りない。でもたった一人に庭つくりは これでいっぱいいっぱい。時に友人の手助けも、 とてもありがたいー。スタッフ募集中といきたいところ …

田園のファンタジエン ふるさと川田谷の田舎ガーデン その1

三年前からコツコツとつくり続けている田舎の庭を シリーズでご紹介してゆきます。 まずのびのびと心ゆくまで育ったランブラーなど。 アンジェラは挿し木三年目のもの。 奥にかすんで見えるのがポールズヒマラヤン。 やはりバラ好きに人気の花だけあって ふ…

造園のディ−テイル(最終) その8 すがすがしさ

何回かにわたって造園のディ−テイル、つづってきましたが よい庭をつくる要素はこれといって限定されたものではないと思いますがあえてまとめていえば、よい庭は すがすがしい清潔感と人為をそれと感じさせないナチュラルさ そのふたつをそなえているものと…

zouenn