古民家再生 リノベーション

素晴らしい体験でした。見学ですけれどー
去る日曜日、葛飾の建築をみてきました。
ア・シード建築設計事務所
あしかけ4年の歳月をへて竣工ー
古民家の母屋を中心に、住居棟、賃貸棟、そしてイヴェント棟の4棟が
ひとつの敷地に配置され
たてものが生きてきた140年の歴史にさらなる命を吹き込んで


       残念ーカメラの電池ぎれ。お見せできる写真は限定的
 ここは格式ある玄関への入り口
2百年、3百年の歴史をさらに築きあげようというプロジェクト。
戦後、連綿と続いてきたつくっては壊し、つくっては壊しの近代建築の歴史に
さわやかにくさびをうちこんだような仕事である。
感動したー
歴史を生き抜いてきた建物の歴史は屋根裏にあった
豪邸の大きな棟をつなぎ目なしのたった一本の柱があるがままにうねりながらつらぬいていた。
まるで黒い巨大な竜が覆いかぶさるように見えた。
これほどまでの木造建築の迫力をほかに見ることがあろうかと思われた。

建築に携わる多くの人にこの日本の建築の素晴らしさに
一度はふれてもらいたいものとあらためておもう。

このプロジェクトにはさらなり魅力も
住居棟の屋上の眺めは「ガーデンオンガーデン」で
スカイツリーのそびえる景色を背景としながら足元の自邸が眼下に見下ろせる
東京ならではの絶景ー!ここに露天風呂がしつらえてあるのだから・・・

時代をこえて守ってもらいたい東京の風景であった