閑話休題ー岩本拓郎シャンソンコンサート


この日もまた午後から雨ー
外出には「えぃっー。」と、勇気のいる日。
何となく約束したようなきぶんもありで池袋Bギャラリーまで
夕刻、足を運ぶとすでにステージはいいムードで
「百万本のバラ」にうっとりの聴衆ー(!?)
画家でありシャンソン歌手の岩本氏、次々に変化球こみの
レパートリーを繰り出し飽きさせません。ちょっと隅におけない
エンタテイナーぶりにただただビックリ感動でした。(私的ーはじめてのステージ)
我が敬愛おくあたわざる谷川俊太郎氏とのコラボになる「石のうた(?)」には
さまざまな意味で感動!
谷川俊太郎氏にかってながらシンパシーを感じるのはその世界観、宇宙感に共感するからです。
この大地を踏みしめるその足元こそが宇宙ー、というその世界観がまさに私にとっての実感ー!!!
そして岩本氏の作品「SAKURA」の世界にもまた宇宙に通底するものがあると氏がいつか語られたこと。
私が絵画の造形でたどりついた世界もまた宇宙でしたー。芸術は普遍をもとめます。

谷川俊太郎の詩が岩本氏によって歌われた時、この場における複合的なシンクロニシティーに
感動をおぼえたのです。宇宙がキーワード。

それにつけても画家にしておくには惜しい岩本氏です。
完璧な歌唱力と豊かな世界観で
雨模様の中、聴く人をすっかりそっくりー別世界にひきこみましたー。

エンディングの「ケサラ」は昔私がとても好きだった曲。
            以心伝心のリクエスト・・・? ありがとう素敵な夕べをー ♡ ♡ ♡