・・・「梅」の花 したてる道にいで立つ乙女

素晴らしい情景でしたー                       

いつもながらのまきばの湯での癒しのひと時
昨日は月のことに美しい晩でした。
細いきりりとした上弦の月が、青くくらくすんだ空に
二つの星をしたがえて、満開の紅梅の上の空にかかり・・・
そして私の一番すきなおおきな織部の湯船に手足をのばして眺めいるとき
おりしも表題にかかげたような美しい乙女が後ろ姿をみせて
石の階段をひとりあゆんでいきました。
万葉にうたわれた「腰細のすがる乙女」はかくやという
天女のような一糸まとわぬ正真の美
この世の美のすべてを集約した絵のような完璧な一瞬に
湯船の中で一人うっとりー
いい時間を「ありがとうー」とこころから感謝
この一瞬のために今日があったとも・・・

                       写真は三月上旬、田舎ガーデンで初開花の河津桜