青い目の野良猫クロスケがー

猫派ではないのですが・・・猫に縁のある日々。

本日、仕事終わりにメールを見ると、レンガの片付けを依頼していた
職人さんからの知らせー、に息をのみました。
「庭のテラコッタのつぼの中に猫が死んでいるー」
わが家のやんちゃな黒猫マイマイかもー!!!と、すぐさまひらめくと
心臓は激しく波打ち、とるものとりあへず南古谷の現場から直行ー。
部屋にマイマイの姿はなくー、恐る恐る件のつぼを点検するとー、確かに
動くことのない黒猫のうずくまった姿がみえました。口のすぼまった
つぼからだすことはできず、しかし、顔かたちだけはたしかめることができました。
死後数日はへた様子に、今朝ほど元気だったマイマイではないことだけは確認ー。
でもその顔かたちはまごうことなく、「青い目の黒猫」、顔見知りの野良猫の「クロスケ」でしたー。
この界隈で野良で生まれたうちのマイマイの兄弟分ー、でも一緒にかうことはとてもできず、
(何しろミーとマイマイの相性の悪さに日々翻弄されつづけの日々)
庭をうろうろされては邪険にいつも追い払っていたのです。それでも賢い猫だったので
何とか生き延びて行くのだろうと勝手に思いこんでいたのですが・・・
わずか4歳かそこいらの人生(猫生)でした。つぼの中で、前足を丸め、後ろ足は投げ出して
猫のくつろぎのポーズでした、おそらくねむっているうちに寒さに凍えてなくなったのでしょう。
きっと穏やかな眠りのうちに安らかにこの世を去ったことと信じます。つぼをそのままついの住みかとして
庭の香り高いスイセン、ヒヤシンスを添えて埋葬しました。
生前何もしてあげられなっかった罪滅ぼし。やっと得られた安らかな永遠の眠りを祈ります。
「百万回生きた猫」の生まれ変わりのようなたくましい猫だったと思います