東北大震災復興(?)視察の旅

先週の土日を利用してaacaのメンバーと東北仙台を起点とし
沿岸の津波被害ちいきをつぶさに視察してきました、

仙台在住の建築家、氏家精一氏のご案内で
地元で復興に精根傾けておいでの方々の何人にも
切実なお話をうかがうことができました。

津波の去ったあとの惨状は悲惨をこえた凄惨なもののようでしたが
それぞれにたんたんと語ってくださいました。

まさにその土地の歴史とともにあったすべてのものが
津波にもってゆかれたー」のでした。

幸いにも死をまぬがれたひとびとが今
手さぐりで復興にむけて動き出したところです。

が、しかしー。人びとの意思やおもいとはうらはらに
ことはまっすぐにはすすんでいないのが実情でした。

いたずらに膨大な計画と復興予算が組まれ
7メートルのスーパー堤防に囲まれようとしている
ゆりあげの町の人々は、すばらしい独自のビジョンをもちながら
置き去りにされた思いにはがみし
その憤懣をぶつけようがないのをなげいていました。

どんな手助けが私たちにできるのでしょうー・
あいては国(国交省)ゼネコンの強固な壁でああり
人びとの意思や思いの届かないところにあるのです