アートは人  東京アートフェアーより


熱気にみちたアートの祭典にワクワク。
日本各地の名だたるギャラリーといちおしの作家たちが一堂に参集。
若い作家が多く、実力を感じさせなおかつ素敵なのにリーズナブル、というよりは
「安いー」かも。まだまだ貧乏のシッポをつけている私にはちょっとーですが。
そして感じたことのひとつ。美しい作品を作る人は作家その人も美しいという法則。
その典型がこの七宝作品。武山直樹氏作。
光の効果でずいぶんちがった印象を与えるガラス質の七宝ですが
繊細緻密でまさに人の手になる宝石ーどんな指先から生まれるのだろうと、
見入ってしまいました。作者はと画廊の方に問えばやはり、
長い美しい指を持つ美形のアーティストとのこと。
作品とピタリのイメージでした。この法則でもうひとり
高木優子氏もまた。画家というよりはスクリーンでオーラを放つ女優のように美しく
作品は静謐な祈りと永遠の生命讃歌を感じさせ、深く静かな魅力をたたえていました。

誤解を恐れずに言えば真のアーティストはえらばれた人。
多くの人の中から美の神に愛された人なのですから、「むべなるかなその美形。」

 またまたついでながら俳優の伊勢谷友介氏もまた才能あるアーティスト。
 このフェアーに出展されていたそうです。やはり法則にかなう綺麗な人です。