小川冶兵衛の庭

偶然てあるものです。
これもまた例のシンクロニシティー。
タクシーの運転手さんに勧められて訪ねた
平安神宮神苑ー。「京都の人はみんな楽しんでるよー。」
歴史を感じさせる深い緑のプロムナードを抜け
広々とした池泉に抜けると
ドラマティックな沢とび石。龍臥橋。だれがこんな大胆なものをー!」
と、思えば、作、小川冶兵衛とありました。
このたび無隣庵は必ず訪れるときめていたのですが
こちらは想定外でした。導かれるように
この日は冶兵衛と出合う運命の日とも。

冶兵衛の庭は、江戸から明治にかけての
時代の勢いと明るさをそなえ
今でもこころが晴れるようなナチュラルな健やかさをそなえています。
それが何より証拠には、無隣庵の庭にはなかよしつがいのオシドリ
私の滞在していた一時間ほどのあいだ、沢をこえ丘をこえ
きもちよさげにあそんでいました。

ここでも感じました。「なかよきことはうつくしきかなー。」
絵になります。人生ーなかよきことは芸術の域?