足摺ノジギクの季節




白い野菊ー二種
花弁の先の丸いのが足摺ノジギク



我が敬愛する牧野富太郎氏が、この花を発見した時、
「日本で一番うつくしい野菊」と、語ったというー。
この菊の季節を迎えるたびにこのことばをおもいうかべる。
何がなし氏のひかえめでやさしげな笑顔とこの花は重なって
私の大好きな花のひとつ。一番といっていいかもー。
葉の色もシルバーリーフをさらに白が縁取り、控えめながら気品ある存在感。
花の色も形も、これ以上でも以下でもなく過不足ない魅力を備え
「花として最高レベルの美しさー」と、思う。加えて超がつくほどに丈夫。
私の菜園や庭、あちこちであふれるほどに咲く。そして友人たちの庭にも。
和にも洋にもさりげなく調和する
庭つくりにも「マルチな才能の持ち主」ー。