新国立美術館ー芸術の秋

とはいえ、このシーズンに展示される力作の数々は

この夏の酷暑のさ中、身をけずるようにして
製作されたものばかりー
アーティストのパワーの結晶。

友人の彫刻家、神谷ふじ子さんからの案内状で
二紀展を見に新国立美術館へー
作品名「門」。高さ2メートルあまりの七宝作品。
とはいえ、ガラスの宝石のようなものとは趣がちがいます。
金属、あるいは大地の成分から
キラリと光る宝石が生まれ出るような
生成のパワーを形にしたような抽象的な作品。
25センチ(?)四方の銅板、750枚ほどで構成!!!
この作業だけでも頭が下がります。アーティストは
心身ともに強靭なものの持ち主。
ですが、イメージに反して(?)・・・女性には
不思議と美形が多いような気が

現代彫刻を見る楽しみはもう一つ
屋外ー庭、を飾るオブジェ作品をさがしてみることー
「この作品を私のつくった庭においたら・・・」と想像してみる
抽象的な石の作品でよいものによくであう。
こんな上質のオブジェがおかれた庭はどんなに
味わい深いものになることかー