何百万本のー彼岸花に

高麗のさとー巾着田のまんじゅしゃげが今年も満開をむかえます。
ことしはなんとー! 天皇、皇后がお見えになるそうです。
日韓関係が冷え切っているこのとき、そして北朝鮮が日本を標的に
ミサイルで脅しにかかっているこのときー
思うに・・・両陛下はどんなにお心をいためていらっしゃることか。
この御訪問にひそやかな思いをかんじています。


「高麗」はその名からも思われるとおり朝鮮からの帰化人たちの
住み着いた里。一千年以上の長きにわたり彼の国の文化をつたえつつ
高麗の地で平和に息づいてきたのです。村さとの民は
朝鮮からの渡来の人も同胞としてうけいれてきたのです。
ただ今のいがみ合う政治の風潮は残念でなりません。それというのも
満州事変以来の軍国主義の政治の結果と思えば、かの国の人が日本を憎む気持ちは
よくわかります。ですが、古代、国の民、普通の人にとって朝鮮は隣国、隣人であったのです。
両陛下は巾着田の近くの高麗神社も参拝されるとのこと。祭神は高麗の神です。隣国への
敬意をこの時期だからこそあらためて示していらっしゃるのかと、かってながら
思いをはせるのです。
当たり前の人の心を今の政治化に取り戻してー、とねがうのは無理なことでしょうか。

真っ赤に咲き誇る何百万本のまんじゅしゃげに様々なものが胸にせまります。

あふれるほどの 黄

舞い戻った梅雨のような8月。
それでも勢いよく草育ちました。
グランドカバーのダイコンドラも雑草とともに
はびこってきました。道路わきのここはバラもたった一株「アンネ・フランク
それぞれの種類も独立させて植栽し、すっきりとみせています。

ルドベキアなどが元気にしげりました。この季節、シルバーリーフは
さすがにつらく、かれたものもあります。湿気がたえがたかったものとおもわれます。

ロイヤルサンセットはシュートをよくのばして
つるばららしくなってきました。暑さに負けず二番花がよくさきました。
次の年はオベリスクを飾ってくれると思います。

レディーヒリンドン 夏の終わりに

みずみずしいさきっぷりです。

ウニクス南古谷ナポリの食卓フロントガーデンです。
オリーブの木陰などで適度に陽射しがさえぎられ
真夏にもかかわらず新枝が健やかに伸び
春に劣らずの花つきとなりました。(花が少なめなのは花がらを切った後)
向こうのもう一株は枝がつきすぎて根元からポッキリー、でしたが
てあてのかいあって再生中。
植えて一年目ですのでこれから半つる状に
伸びていってくれるのが楽しみです。
微妙なイエローは色のくみあわせがむずかしいものですが
ラベンダー(グロッソ)のシルバーリーフと紫の花がシックなとりあわせとおもいます。

真夏の清涼カラー


ペチュニアは様ざまな色や形の種類がでまわっています。
ウニクスにもいろいろ植えたなか、
七月の乾燥と暑さ、八月に入ってからの梅雨続きで
いたんでしまったものもおおかったのですが
このコーナーだけは一人、気をはいています。
渇き気味の土壌がよかったのかも。いずれにしてもなつの草花の中で、
ペチュニアは手入れに気を使います。毎日様子をみてやれないところでは
難しいものとみたほうがよさそうです。

真夏ガーデンの花

今年の三月竣工のウニクス南古谷プラザガーデン。
宿根草をメインに植栽してあります。
一年中花を咲き継がせたいので細かい植栽になっています。
画面では地面にシラサギゴケクリスマスローズギボシスカシユリツワブキノシラン
などがみえます。冬がくるまではなにかしらがさいています。
キンカンは実がなれば5月まではにぎやかです。
樹木のヒメタイサンボクもじわじわと花をつけています。いずれはガーデンの主役です。

ツワブキなどもだいぶ育って緑の存在感をましています。
春には主役だったラベンダー、剪定のあと再びの開花です。
はなやかではありませんが緑の夏のガーデンではさわやかです。

ニチニチソウは秋遅くまで咲き続け、メンテナンスのらくな夏の花。
計画に取り入れておきたいひとつです。ペチュニアはきれいな色のものが
多くつくられていますが潅水等、気をつかうところがおおいですね。

はっぱが主役 ?

ヒオウギ(檜扇)です。
オレンジ色の花が終わっても名にしおう扇形の葉が
見事な存在感をみせます。

そして花のあとみどりのさやがみえますが、熟してはじけると
黒くつやのある丸い種があらわれます。
この種自体にもヌバタマという名がついています。
真っ黒でつややかな様は、むかしから魅力的なものにうつっていたのでしょうね。
花壇にはぜひ植えておきたい植物です。
昔は原野には野生のものが群生していたそうです。
ウニクス南古谷ガーデンにもたくさん植えました。
日当りがすきです。但し乾きすぎると弱ってしまいます。
アヤメですから。

アジサイの季節  つづく 

ユキノシタアジサイ属のノリウツギです。

ウニクス南古谷シネマ棟ガーデンのアジサイの季節のしゅうびをかざります。
ピラミッドアジサイににていますが葉がちがいます。

ガクアジサイに続き、アナベルがひとしきり梅雨時のガーデンをにぎわせたあと
緑がちのガーデンンにまんをじして登場のノリウツギ。華やかなカサブランカ
退場のあとは主役をかいたガーデンに存在感をしめしています。
真夏のガーデンに鮮やかに咲く花もありますが
自然体で咲き継ぐこんなガーデンがあってもいいかなとおもいます。
ただ・・・ここシネマ棟ガーデンをおとずれるのはゲームセンターに通う若者と
年配のお客様。ガーデンにはあまり関心がないようです。心の片隅に咲く花かもしれません。