東京ランドスケープー夏はみどりが心地よい

東京大手町の真ん中にー武蔵野の雑木林がとてもよくできています。下草の一木一草に至るまで人工とは思えないナチュラルさ加減。この造園には頭がさがります。自然への理解と心をしみじみかんじさせられます。そしてーこれだけのスペースに建築より植栽を優先させた経営の英断にも心からの敬意を!!!この雑木林空間の存在によってあたりの空間のクオリティーが格段にアップしていることは一巡りの散策によっても実感できますし、林の中のカフェで一杯のコーヒーを片手にするときこの空間の贅沢さをしみじみあじわうことができます。
この写真は数区画離れたJXビルの公開空地ですがお堀端の空間をさらに心地よいものにしています。昨年の暮れに竣工されました。
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このランドスケープでは貴重なスペースにみずのある空間をつくっています。ガラスの舟の彫刻が都会で暮らす人の自然への憧憬を美しく表しているとー感じます。

見上げれば木の間越しにたかいそらが覗くこの通りは都会で働く人々のいっときのオアシス!
真夏日のあつい日でしたがここにはさわやかな風がふいています。